Google広告を始めたばかりの人は、
広告の設定や運用に慣れるまで大変だと思います。
でも、広告を出すだけではもったいないですよ。
もっと広告の効果を高める方法があるんです。
それが、Googleアナリティクスというツールと連携することです。
Googleアナリティクスは、
サイトのアクセス状況を測定するツールですが、
それだけではありません。
広告から流入したユーザーの行動やコンバージョン(成約)なども詳しく分析できます。
このページでは、
Google広告初心者の人にぜひ知ってほしい、
アナリティクスとの連携方法やメリットについてお伝えしていきます。
なぜGoogle広告とアナリティクスを連携する必要があるのか
Google広告を使っている人は、
広告管理画面で
自分の広告がどれくらいクリックされているかや、
どれくらいコンバージョンしているかなどを確認できると思います。
これらのデータは、
もちろん広告の効果を測定するために重要ですが
正しい広告運用のためにはこれだけでは不十分です。
なぜなら、
広告からサイトに訪れたユーザーが、サイト内でどのような行動をしたかや、
どこで離脱したかなどを知ることができないからです。
例えば、あなたがオンラインショップを運営しているとしましょう。
Google広告で商品を宣伝しています。
ある日、あなたの広告が100回クリックされて、
10回コンバージョンしたことが分かりました。
これは10%のコンバージョン率で、まずまずの結果です。
しかし、これだけでは満足できませんよね。
もっとコンバージョン率を上げたいですよね。
そのためには、以下のようなことを知る必要があります。
- 広告から流入したユーザーはどんな人なのか(年齢や性別、興味など)
- 広告から流入したユーザーはサイト内でどんなページを見たか
- 広告から流入したユーザーはサイト内でどれくらい滞在したか
- 広告から流入したユーザーはどこで離脱したか
- 広告から流入したユーザーは何に興味を持ったか
- 広告から流入したユーザーは何に不満を感じたか
これらの情報を知ることで、あなたは以下のようなことができます。
- 広告に反応するユーザーの特徴や傾向を把握
- 広告のキーワードやターゲットを最適化
- ランディングページのコンテンツやデザインを改善
- ユーザーの興味やニーズに応えるサイト構成やナビゲーションを作成
- ユーザーの不満や離脱要因を解消
つまり、Google広告とアナリティクスを連携することで、
ユーザーの特徴や傾向を把握し
それに基づいて
キーワードやランディングページ、サイト構成などを調整することで
広告の効果を最大化することができるのです。
ですので
もし、
今、広告運用をしていて
まだ、アナリティクスを連携していない方は
今すぐ
Google広告とGoogle Analyticsを連携させてください。
Google広告とアナリティクスを連携する方法
それでは、Google広告とアナリティクスを連携する方法を説明します。
まず、
Google広告とアナリティクスのアカウントを作成する必要があります。
アカウントの作成方法はここでは省略しますが、インターネットで検索すれば簡単に見つかります。
アカウントを作成したら、以下の手順で連携します。
Google広告とアナリティクスのアカウントを作成します。
アナリティクスの管理画面にログインします。
左上のメニューから「管理」→「プロパティ設定」→「Google広告連携」を選択します。
「Google広告アカウントに関連付ける」をクリックして、連携したいGoogle広告アカウントを選択します。
「保存」をクリックして、連携を完了します。
これで、Google広告とアナリティクスが連携されました。これからは、アナリティクスの画面で広告のデータを見ることができます。
- アナリティクスの管理画面にログインします。
- 左上のメニューから「管理」→「プロパティ設定」→「Google広告連携」を選択します。。
- 「Google広告アカウントに関連付ける」をクリックして、連携したいGoogle広告アカウントを選択します。
- 「保存」をクリックして、連携を完了します。
これで、Google広告とアナリティクスが連携されました。
これらの作業により、
アナリティクスの画面で広告のデータを見ることができます。
Google広告とアナリティクスを連携した活用方法
それでは
どのようにGoogleアナリティクスで
Google広告経由のアクセスを判断すればよいのでしょうか?
Google広告とアナリティクスを連携した活用方法はたくさんありますが、
ここでは代表的なものをいくつか紹介します。
イベントの追跡
GA4では、サイト内で起こるユーザーの行動をイベントとして測定できます。
イベントには、自動的に計測されるもの(ページビュー、スクロール、離脱など)と、
自分で設定するもの(ボタンクリック、フォーム送信、購入など)があります。
これらのイベントをGoogle広告のコンバージョンとしてインポートすることで、
広告から流入したユーザーがサイト内でどのようなコンバージョン(成約)をしたかを確認できます。
これにより、広告のコンバージョン率やコストパフォーマンスなどを評価できます。
オーディエンスの作成
GA4では、
サイトに訪れたユーザーをさまざまな条件でセグメント化してオーディエンスとして保存できます。
オーディエンスとは、
サイトに訪れたユーザーを
特定の条件でグルーピングしたユーザ層のことです。
例えば、
- 年齢
- 性別
- 地域
- 興味
- 広告から流入したユーザー
- 特定のページを見たユーザー
- サイトで特定の行動をしたユーザー
などです。
オーディエンスを分類することで、
ユーザーの特徴や傾向を把握することができます。
また
これらのオーディエンスをGoogle広告にインポートすることで、
広告のターゲット設定を最適化できます。
また、オーディエンスに対してリマーケティング広告を出すこともできます。
レポーティングの便利化
GA4では、
ダッシュボードやカスタムレポートに広告のデータを表示できます。
これにより、広告の成果を一目で把握できます。
また、GA4から直接広告の設定を変更したり、レポートや提案を作成したりすることもできます。
まとめ
Google広告とアナリティクスを連携することで、
広告の効果測定や最適化がより正確かつ簡単にできるようになります。
また、広告のレポーティングも一元的に管理できるようになります。
Google広告初心者の人はぜひこの連携機能を活用してみてください。